２３日熊本から最終便で愛知にやってきました。２４日はクリスマスイブのため道場はお休みでした。愛知の方ではないのですが、ご相談の方が母娘でお見えになられました。一ヶ月前に守護霊様をいただき１０年間苦しんでいた状態から抜け出せ元気になっていたのですが、一週間前から再び不安感にさいなまれて、体調も悪くなり魂も弱まってこられました。

１０年間そのような不安いっぱいの状態で電車に乗ることも、通学も、普通の生活もできなく、常に不安感に襲われ、孤独感、絶望感でいっぱいの娘さんでした。でも守護霊様をいただいた先月中旬から、一転して元気になり、専門大学にも元気に通学し、先日の期末試験でも良い成績をあげていました。

一ヶ月過ぎた今月１８日ごろから再び不安感を感じ出しました、学友と行った忘年会の席で突然襲ってきた不安感でした。一緒に居た元気な学友たちと比べてしまっている本人、本当の自分を取り戻した時から、いきなりポーンとだだっ広い牧場に放り出されたような気分でいた本人、これから何でも出来るという期待感と目の前の広さに対する怖さを感じている本人でもあったのです。

不安感をもつ方は要領の悪い方です。人との関わりで、いいかげんな付き合いや、あいまいな関わりを許せず、ちょっとしたことでも深く気にしてしまいます。あるいは、ささいな言葉が許せなくなったりして、上手なコミュニケーションが取れなくなったりします。細かいことでもさらっと受け流せなく、何事も真正面から受け止めてしまい、自分の心に傷つけてしまいがちです。そして孤独感、絶望感を深めてしまいます。

不安感を克服するには、『自分から少しずつ人間関係作りの練習を積み重ねてください』。そして『自分を責めないことです』。『どうしても残るこだわりを捨てることです』。『いつまでも心に引っかかるつらさを手放すのです』。

『自分の心のこだわりに』目を向けて、少しずつ直していきましょう。今あなたができることだけで良いですから改善しましょう。できないことは後回しにして良いのです。あせらず、じっくり、ゆっくりで良いのです。

彼女はそのような話の中で自分を見つけ、守護霊様を感じ、母親の大きな包容力を感じて元気になってくれました。母の愛に感謝。守護霊様に感謝。　　おやすみなさい!!!　　【波切】