ガンバリ屋さんのあなたは、休みの日にも一生懸命遊ぼうとしてませんか、疲れがたまっているときには、何もせず、ただのんびりと休むことを考えてみてください。何事にも積極的に取り組む努力家の人は、何もしないことに罪悪感や劣等感をもち、休日に予定が入ってないと気がすまないという人も、めずらしくありません。でも、疲れがとれず、本当は何もやる気が起きなかったら、むりやり活動する必要はないのです。心も身体も休養を欲しがっているのですから、それを第一に考えるようにしましょう。私の友人に、休日に、まったく何もしない一日をもつようにしている人がいます。外に出なくてもいいように、あらかじめ食料を買っておき、寝たいだけ寝て、お腹がすいたら好きなものを食べ、あとはボーッとして過ごしています。友人によると、『ボーッとする日を過ごすことで、忙しく落ち着かない気分や、心に感じた厭な思いがとれて、心ををリセットしたような感覚になる』そうです。あなたが休養が必要だと感じた時は、休むことが大切です。仕事のための本や資料を読んだり、仕事のアイデアを考えたりするのもやめて、できるだけ心をカラにしてみましょう。なんとなく疲れた気がして、やる気が出ないときには、『スランプ』がきたのかもしれません。スランプは、ストレスが原因で周期的に起きるものです。あまり悲観的にならずに、大切なのは兆候に気づくことです。『何となく疲れている』という以外に、寝覚めが悪い、寝つきが悪い、何かスッキリしない、タバコの本数や酒の料が増える、心が落ち着かないなど、人それぞれに兆候ががあらわれます。そして、兆候を認めたら、『スランプだな』と認めて、無理に忙しく活動しようとせず、のんびり、ボーッと過ごして、ゆっくり休むことです。明日からのあなたのために、積極的な【リセット】を心がけましょう。それが六根清浄です。
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