9月になり昨夜は雨も降り今日は涼しくなるのかなぁ、と想っていましたが中々どうして九州の酷暑は終わりそうにもありません。先週の土曜日に福岡でご縁があり、またお祭りの時やパソコン関係で助けていただいているD女史のご実家(山口県)に屋祓いを、行なうため金曜日の夜に福岡道場に移動しました。福岡道場は九州高速道路の筑紫野インターで降りるのですが、インター手前の基山パーキングで休憩をしたときのことです。大好きなコーヒーを飲みながら駐車場の車の移動を見ているときに隣の椅子に座っているバックパッカーの女性に目が移りました。『どこに行きました?』から会話が始まり彼女いわく。岡山から鹿児島の屋久島まで行って、岡山まで帰る途中とのことでした。女性一人で『何かを見つけるために!』の旅行だったのでしょうか。以前には四国八十八ケ所巡りを歩いて回られたとも聞きました。勇気があり積極的精神にあふれている、その人の瞳はキラキラと輝いていました。私のことを聞かれました。道場以外では初対面の方に話すことはない守護霊様の話までを、いつのまにか話し始めていました。いまに思えば私は何故あんなに饒舌に話したのか分かりません。その方は、自分探しの旅だったのでしょうか、前向きに自分を見つめ、そして迷い、単調な毎日から抜け出そうとしたのでしょうか、目的は癒しではなく、発見だったのでしょうか。楽しい深夜の高速道路のパーキングでした。広島まで大型トラックで仕事中の若者が私たちの前を通ったので、同乗を頼みました。別れ際に名前と電話番号、アドレスを交換して握手をしました。女性とは思えない力強い握手と、キラキラ輝いた目、素顔の似合う素敵なYAさん、またお会いしてもっとゆっくりお話をしたいですね。その時には、『何の旅だったのか、そんなことはどうでもいいんです』と言われそうです。何でも定義づけしたり、拘ったりする小さな自分に恥ずかしくなります。私も自分自身が何かに、つまづいたとき、悩んだとき、止まってしまったとき、何かの発見のために旅立てたら良いなぁ~と感じました。そして実行しているYAさんを羨ましくも思いました。
私たちはいつまでも修行です。若い人から学ぶこともたくさんあります。自分の固定観念にとらわれず前向きに、心を広く、楽しみながら、感謝をもって進んでいきましょう。
PR