あなたは自分が席を立ったとき、椅子をちゃんと元に戻していますか?ささいなことですが、これはすごく大事なことです。家でも会社でも、きちんと元に戻す人であってください。
自分の座った『椅子を元に戻す』とは、自分の行動に最後まで責任を持つということであり、また、他人に配慮することでもあるのです。
ダイニングで食卓の椅子を出しっぱなしにすると、誰かがつまずいたり、ぶつかったりして痛い思いをします。会社の椅子を出しっぱなしにすると、事務所が乱雑になるし、通路がせまくなり、来社された方にも、不快感を与え、会社の品質まで疑われます。
椅子を元に戻すことは当たり前のことであり、普通のことです。『忙しかったから』とか『後でしようと思っていた』はたまた『そのぐらい気づいた人がやればいいのでは』なんて言ってたら駄目なんです。
椅子を元に戻す、自分の行動に最後まで責任を持てる人は、優しい思いやりがある人です。会社なら仕事を任せても大丈夫と、まわりの人は信頼してくれることでしょう。
戻さない人は。だらしがない人です。仕事や約束事にも責任を持てる人かどうか疑わしいと思われてもしかたがありません。そんな人と付き合うよりは信頼のおける人と付き合いたいと誰もが思うのです。
座った椅子を元に戻す人。戻さない人。みんなが使う道具を、使い終わった後に、元に戻す人。戻さない人。わずかな違いですが、大きな差が生まれます。
あなたは『自分の行動に最後まで責任を持つ人』『他人に配慮をする人』そんな人であって下さい。
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