私の個人的な諸諸な事情で１５日間も、お休みして申し訳ありません。皆さんお元気にされている事と思います。今夜からまた復活いたしますので、お暇なときには是非、遊びがてら覗かれてください。先日から故郷に帰ってきてます。懐かしい顔や、景色、ゆったりと流れている時を感じながら過ごしています。そして自分の子どもの頃を思い出し、なつかしく楽しくあります。でも私の父と母は、何を願って私を生み育てたのだろうかと思うのです。父は正直物で仕事熱心、人に優しく思いやりのある人でした。母はそんな父を信頼し父に口答えすることなく仲のよい両親でした。ワンパクな私は、父に叩かれたり母に正座されられたりした記憶が昨日のように思い出されます。父と母は私が人に迷惑をかけず、道を踏み外すことなく生きてほしいと願ったはずです。その上楽しい家庭を作り元気な子を授かり、真面目に働くようにと祈ったはずです。親はありがたいものです。両親の深い慈愛を受けて、幸せな私でした。
両親がいて、それぞれの祖父母がいて、又その上に両親がいて私たちの先祖となっているのです。ご先祖がおられなかったら今のあなたは存在しないのです。『ご両親に、ご先祖に感謝です』。ご両親やご祖父母が、ご健在の方、近くに居すぎるからと言って感謝を忘れないでください。感謝とは、想いと行動であらわすのです。そして大切にされてください。　　　

ガンバリ屋さんのあなたは、休みの日にも一生懸命遊ぼうとしてませんか、疲れがたまっているときには、何もせず、ただのんびりと休むことを考えてみてください。何事にも積極的に取り組む努力家の人は、何もしないことに罪悪感や劣等感をもち、休日に予定が入ってないと気がすまないという人も、めずらしくありません。でも、疲れがとれず、本当は何もやる気が起きなかったら、むりやり活動する必要はないのです。心も身体も休養を欲しがっているのですから、それを第一に考えるようにしましょう。私の友人に、休日に、まったく何もしない一日をもつようにしている人がいます。外に出なくてもいいように、あらかじめ食料を買っておき、寝たいだけ寝て、お腹がすいたら好きなものを食べ、あとはボーッとして過ごしています。友人によると、『ボーッとする日を過ごすことで、忙しく落ち着かない気分や、心に感じた厭な思いがとれて、心ををリセットしたような感覚になる』そうです。あなたが休養が必要だと感じた時は、休むことが大切です。仕事のための本や資料を読んだり、仕事のアイデアを考えたりするのもやめて、できるだけ心をカラにしてみましょう。なんとなく疲れた気がして、やる気が出ないときには、『スランプ』がきたのかもしれません。スランプは、ストレスが原因で周期的に起きるものです。あまり悲観的にならずに、大切なのは兆候に気づくことです。『何となく疲れている』という以外に、寝覚めが悪い、寝つきが悪い、何かスッキリしない、タバコの本数や酒の料が増える、心が落ち着かないなど、人それぞれに兆候ががあらわれます。そして、兆候を認めたら、『スランプだな』と認めて、無理に忙しく活動しようとせず、のんびり、ボーッと過ごして、ゆっくり休むことです。明日からのあなたのために、積極的な【リセット】を心がけましょう。それが六根清浄です。

『自分はプレッシャーに弱い』と考えている人は多いはずです。自分にとって重要なことであればあるほど、不安にかられ、緊張してしまうのが普通の人間です。不安ばかりがふくらんで、ガチガチに緊張した状態では、もってる力を発揮するのが、むずかしくなります。重要な仕事や、商談、試験などに、よくない影響を与えてしまうおそれがあります。ただ、プレッシャーというのは、かならずしも悪いものではありません。成功させたいという気持ちが強いからこそ、不安に思い、緊張するものだと考えてください。だからこそ、いい結果をだせるように努力できるのです。仕事にプレッシャーを感じるのは、あなたが意欲に燃えている証拠です。
やっかいなのは、不安だけがふくらんでいく漠然とした不安です。その不安を解消するには、【自分の中にある不安を冷静に見つめ、認めることです】。『自分は不安に思っている！』と認め、『何が不安なのか？』と考えてみるのです。こうしてみると、あんがい、たいしたことでもないのに不安がっている自分に気づき、気持ちが落ち着きます。そして、不安になる原因が分かったら、それを解決する方法を考え、実行に移すことです。自分の能力に自信があって、プライドが高い人は、不安を認めようとしません、『不安感はない』と否定したところで、不安感は心の底に、よどんでしまいます。もっともっと不安感が増してしまいます。
感じたプレッシャーをプラスに転じるのです。漠然とした不安にかられ、心の中がモヤモヤしているときは、心の整理をするために、あなたが思うプレッシャーを、一人になって言葉にして口に出してみるのです。そうしたら、自分が置かれている状況や不安に思う理由などがわかってきて、どう対処したらいいかが見えてきます。漠然とした不安やイライラが、徐々に整理されてきます。自分の心の中を観察して、不安や緊張などの気持ちを言葉に出すことで、自然と落ち着いてきます。
プレッシャーと勝負しても勝ち目はないのです、不安は隠さず言葉に出すと、自然と心も落ち着き、打開策も見えてきます。

煩悩とは自己中心の考えであり、それにもとづく物事への執着心をいうのです。人はその煩悩という持病に苦しみながら歩いています。日々を過ごしながら、迷い、悩みます。思い通りにならなくてイライラします。どこかで嘘をついているから不安で落ち着かないのです。こんな嫌なことは何から起こっているのか、それは自分の心の中に『そろばん』があるからです。どうしたら得なのか、儲かるのか、損を誰に押し付けようか。と頭の中でいろんな計算をしているのです。とうぜん気の安まるときがありません。心の中で煩悩の嵐が吹き荒れているのです。あなたが思う『執着心を捨てる』ことが嵐から抜け出せるコツです。
『人間は感情の動物』といいますが、違います！。『人間は感情をコントロールできる生物』なのです。さぁー、あなた自身の力でコントロールして煩悩の病気から快復しましょう。

あなたの今日はどんな日でしたか？幸せな一日でしたか？あなたの今までの人生は幸せでしたか？自分で振り返ってみて楽しいときや、嬉しいとき、幸せなときがいっぱいあったはずです。でもつらく悲しいとときもあったことでしょう。人は幸運な自分より不運なときの自分をいつまでも記憶しています。なぜ私は不運なんだろうと、苦しいことばかりを取り上げて嘆いてしまいます。物事には左右、善悪、裏表、苦楽など数え切れないほどの背中合わせがあります。でも私たちは不運だけをならべたて言いますが、幸運も同じ数だけあったはずなのです。『何もいい事はなかった幸せはなかった！』と言っているあなた！今日一日事故にあわなかったことは、あなたにとって、すごく幸運なことなのです。そんな小さな幸せや喜びを感じてください、そして半分のつらいことを忘れて暮らせたら毎日を笑顔で楽しく過ごせるはずです。