今月は初めてお会いする方が３人おられました。前回に書いた八代ナザレ園の富田園長、笑顔に満ちた慈愛にあふれる素敵なお方でした。そして先週はサッカー元日本代表の中田英寿君とも会いました。(彼のことは今度書きます)私のいきつけの喫茶店(熊本に居る時は毎日ランチを食べに行くいつもスロージャズが流れているコーヒーの美味しい店です）のマスターが『大学の後輩で近藤というのがいてね、今度八代でコンサートするんだよ、おいでよ！』コンサートなどには今まで縁がなくて、正直、どうしようかなぁ～、と思っていたんだけど、お付き合いのつもりでチケットを買いました。１８日の夕方から海のそばの公園の芝生の上がステージーであり観客席。前の日に店に来た近藤さんと会いましたが、第一印象は、髪ボサボサの私と同い年の小柄な、少し話好きな人ぐらいの感じでした・・・あくる日１８時３０分にコンサートが始まったら、凄い！の一言です。世界のトランペッター【近藤等則】でした。トランペットの音色ってたまらないものがありますね。暮れていく夕陽の中、海に向かって吹くトランペットの音、切なさや凄さや楽しさや、魂の叫びを聞いているようでした。２時間のコンサートを短く感じたものでした。後で知ったのですが、近藤さんは２０年前ごろは、トランペッターとしても映画、ドラマ、ＣＭでも活躍していた有名な人で。１６年前に日本を離れオランダ、アムステルダムに住むようになり、今は世界中の自然の中でをコンサートして回り、自然と魂と技術の融合の中から、【地球を吹く】がライフワークな方でした。大好きな海のそばで芝生に座って感動の時を過ごした私でした。ちなみに２２日は奄美大島で皆既日食の中でトランペットを演奏するそうです。

先日、熊本神殿の近くにある児童養護施設【八代ナザレ園】の園長とお会いしました。八代ナザレ園は１００年以上前から聖パウロ修道女会が運営し、現在は、２～１８才までの子どもたち６０人が幼稚園や学校に通って暮らしています。親の育児放棄や虐待、離婚などで入園しているそうですが。園に落ち着いて暮らすようになるまでは大変だそうです。『子供たちの過去の傷を癒してあげるのは、今日の楽しい思い出を作ってあげることです。その楽しい記憶が増えればふえるほど笑顔を取り戻せます。』と話す富田園長の、お顔が優しく輝いていました。でも子供たちへの挨拶のしかたなどの教えは厳しいようです。何かできることをしたいと思いました。故マザーテレサの言葉にあるように【小さなことを大きな愛をもってする！】あなたも小さな親切をしてみませんか！思いついたときに、あなたなりの方法ですることですよ。細心の注意をはらって何らかの親切をしていると、それがいつかは周りを少しは明るくすることに結びつくはずです。

熊本神殿のある八代市では７月１１日午前中から大雨洪水警報が発令され・・高速道路は５０キロ先までストップ、ＪＲも不通になるはで、夕方まで今年最大の大雨でした。夜になって嘘のように静かになりました。この調子では週明けには梅雨も明けることでしょう。あなたにとっての一番近い先祖は両親であり、そのまた両親がおじいちゃんやおばあちゃんです。ご先祖がいて自分がいます。あなたに、たくさんの数の先祖の地が凝縮されて流れていることを確信してください。今を生きているあなたは、美味しい物を食べたり、楽しい恋をしたり、素敵な相手と出会えたり、結婚したり、やりがいのある仕事をしたり、可愛い子供に恵まれたり、たまには悲しいこともあったり、でも又すぐ楽しい事を経験できるのです。すべて経験できるのは、ご先祖様がいたからなのです。一年に一回のお盆の季節です。日ごろ忘れているかもしれない、ご先祖様への感謝を形にしましょう。この一年間に亡くなられた新しい仏様は、生前のお名前でご供養しましょう。そしてお家の水子供養もされてください。先祖供養、水子供養とも、あなたが良くなるためにするのではなく、あなたが生きていることへの感謝だということを忘れないでください。ファックス、メール、お便り、お電話で、只今受付中です。

大きなイベントを頼まれ２週間ブログもできないほど忙しく参りました。でも大成功に終わり、ほっとしました。くたびれましたが楽しいこともありました。企画から一緒にしてくれた方たちのウォッチングができて面白かったです。皆さん、会社の経営者ばかり、中々クセのある方たちばかり。会議中に他人の意見を聞かない人、他人が話をしているのに自分の話に置き換える人、すぐに行動に移そうとする人、的確な意見を述べる人、思いやりをもった意見を伝える人。冷静に見ていた私には色々と勉強になりました。ひとつ同じ気持ちだったのは無償の行動でした。人になにかをしてあげることはよくありますが、そのことを認めてほしくてつい誰かに話してしまいがち。人に親切にしたり気前よくすると自分が思いやりのある良い人になったような気になってしまいます。人に何かをしてあげる、それだけで気分が良いはずです。あなたがしてあげた優しい思いやりを自分ひとりの秘密にしていれば、幸せな気分がもっと高まってきます。お返しを求めて何かをするのではなく、【ただ与えること！】何か親切なことをして黙っていれば、ほのぼのとした気分になります。今度あなたが誰かのためにいいことをするときは、自分だけの秘密にしましょう。

私の故郷は島根県の離島で隠岐の島というところです。その中の隠岐の島町が生まれ故郷です。人口１万８０００人ほどの小さな町です。そこで２１日にウルトラマラソンが有りました。ウルトラマラソンは５０キロとか１００キロメートルのマラソン大会で日本全国で１０ヶ所ほどで開催しています。男女とも日本人が世界記録（６時間と少し）を持っている大会なんです。皆さんは知ってましたか？隠岐の島町では５回目で６００人ほどが全国から集まり大盛り上がりでした。朝５時にスタートして頑張っている選手に私も道路に出て拍手を送りました。（初めての経験）ちなみにトップは女性でした。【今､この瞬間を生きる。】大好きな言葉ですが、選手の方たちは、まさに無の境地で今を走って､今を生きているのでしょうね。あなたは昨日や昨年に起きたことや明日起きるかどうかわからないことを心配したり不安になったりしていませんか？心配しながら生きるノイローゼの元を持っていませんか？あなたが今､この瞬間より過去の問題や将来の不安を優先したら不安や欲求不満や失望にとりつかれてしまいます。不安は将来起こるかもしれない？ことにクヨクヨすることで生まれますー貧乏になったら!!彼と別れたら!?子供が非行に走ったら！年をとって死んだらどうしよう!?…こんな不安の解決策は、今を、このときを､前向きに生きることです。いま、この瞬間を意識しながら大切にしましょう。無になって走るのも良しです。あなたも来年の隠岐の島町１００キロメートルウルトラマラソンに挑戦してみませんか。