親が子供に暴力・・・、子供が親に暴力・・・、とイヤなニュースが流れます。
親を憎む子供も、子供に暴力をふるう親も、自分は不幸だ!という思いがあります。
自分は不幸だ!という思いは、自分の都合どおりにならない!というわがままが元にあります。
親のせいで物事が都合どおりにいかなくても、わが子が思いどおりにならなくても、
その障害を取りのぞこうとするのではなく、まず自分の都合が、
自分の利益だけを優先しているのではないだろうかと考えてみてください。
親子関係だけではなく、友人、恋人、夫婦関係でも同じです。
自分の利益だけを追求しても、結果は良い方向にはいきません。
こんな話があります。
亡くなった人が地獄の食堂へ行きました。幅1メートルほどのテーブルにごちそうがたくさんありました。
そこにいた人たちは1メートルの長い箸を使っています。
その人たちは自分のことしか考えないので、その長い箸を使って食べようとして、向かいの人の目を突いたり、隣の人の耳を突き刺したりして大げんかです。
その先の天国食堂も同じテーブルに長い箸ですが楽しく食事をしています。
そこでは、前の人に何が食べたいのかを聞いて、自分の長い箸でつまんで、相手に食べさせていたのです。
天国と地獄の違いは、幸と不幸の違いは、環境や状況の違いではなく。
心の持ち方の違いなのです。
あなたは自分の利益だけを追い求めないで
まず相手を思いやる生きかたをしてください!!!
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