私がよく言う言葉に『ほめる時は人前で、叱る時は二人の時!』があります。人は誰でも欠点をもっています。そしてたいていの人はそれを知っています。だから、わざわざ人前で相手の欠点を指摘しないでください。小さなことでも、悪意がなくても、冗談のつもりでも、仕事のミーティングで失敗を人前で言ったり、同僚や部下、友人や家族の前などで言わないでください。相手のそういうことを話題にされれば、言われたほうは恥ずかしい思いをし。対面が傷つけられるからです。そんな話題をしても、お互いの関係が良くなるわけではなく、逆に悪くなるだけです。相手の欠点に気づいたら、人前ではなく、二人っきりのときに愛情に満ちた言葉で話せば、本人に改めようという気持ちをおこさせ励ましとなり建設的なものになります。だけど人前で言われたら結果は逆です。同じ言葉でも、決めつけられて、頭ごなしに言われ、馬鹿にされたようで、からかいのようになってしまいます。言われたほうは、はじめは恥ずかしく小さくなってしまい、いつかは心の中には怒りが生まれるかもしれません。部下の欠点を他の部下の前で冗談めかして悪口を言ったり、彼や旦那の悪い癖を友人の前で言ったりしても、その時に聞いている人は、笑っているかもしれませんが、それは楽しいのではなく、あなたを笑っているのですよ。ですから、そういう話題は、たとえ言いたくても人前で言うべきではありません。ふたりっきりになったときに優しく言えばいいのです。そうすればあなたはもっと優雅になれます!!!
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