久しぶりに故郷へ帰ってます.母の3回忌をするために18日から居るのですが、一人で居るのは寂しいものです。実家に帰れば父がいて母がいるのが当たり前でした.いつの間にか父を送り、また母をも送り、帰郷しても迎えてくれる人がいないのは寂しい限りです。般若心経の教えにありますが、人生のすべては流れていき同じものは無く。すべてに始まりがあり終わりがあります。私たちは生まれ、やがては死んでいきます。大好きなグラスが壊れるように。形あるものはいずれ壊れます。すべては壊れると思っていれば、そうなったときも驚いたり失望しないですみます。何かが壊れても驚くかわりに、それを持っていた時間に感謝です。【物事をあるがままに受けとめる】という、般若心経の教えを今更ながら思いだし。修行の足りなさを恥じて反省です。両親のいなくなったことを寂しいと思わずに、私を産んでくれた両親への感謝を念じています。あなたも、お気に入りのグラスでも他のものでも、あるがままに受け入れることを練習すれば。何かあったときに『ああ、しまった』と思わずに
『ああ、そういうことか』と思えるようになります。なにがあっても落ち着いていられる素敵なあなたとなることでしょう。諸行無常です。
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