秋雨は静かに降りますね。
またまた涼しくなりました。
私は若い頃から色んな意味で失敗して失敗して、
少し成功して、また失敗しての繰り返しでした。
あなたはどうですか？
今までに『もう一度やり直すチャンスがあればいいのに！』
と思ったことが何度かあったはずです。
それは、あなたが何かの状況で判断ミスをしたことがあり、
もう一度やり直して、そのミスを修正したいとの思いなのです。
私たちはミスを避ける方法はあまり教わってないので、
痛い目にあいながら学んでいくしかないのです。
その方法を試行錯誤といいます。
次からはミスをしないようにミスを怖がらず常に試行錯誤しながら成長するんです。
そしてミスを犯した自分を責めないでください。
そのミスから学ぶことを心がけましょう。
`もしミスを犯さない人がいるとすれば、
それは何もしない人だけだと覚えていてください。

中秋の名月が現れたら涼しくなりましたね。
猛暑が続き秋は来ないのでは、と思うほどでしたが・・自然はそうではなかったですね。
四季の移り変わりは必ずあるのです。
でも、私たちは、時が経ったからで変わったりできません。
あなたが何かに執着しているから、あなたが『なりたい自分』に変われないのです。
たとえば『冷たい人だと思われたくない』と執着すれば、
『いやなことでも断れない』と考えてしまいます。
すると、いつまでも自分の本音が言えない、あなたになります。
『自分は楽していたい』という気持ちに執着すれば、
『キツイことは人に任せればいい』と考えてしまいます。
すると、思いやりのないあなたになります。
そのほか、流されやすいあなた、意地っ張りなあなた、打算的なあなたなど・・・
『そんな私はいらない！』と思ったら、あなたの執着を見つけて断ち切りましょう。
それから、自分がどうなりたいか、どう変わりたいかと考え、新しい価値観をもってください。
あなたは、何かを得る前に、
何かを捨てることでステキなあなたに変わっていけます。

先日、友人の娘さん・・(と言っても４０歳過ぎてますけど・・)の、ひとり朗読会に行ってきました。
彼女は以前、熊本でテレビのリポーターや司会の仕事をしていましたが、
今は東京で劇団に入り芝居をしたり、ナレーターでテレビ番組のレギュラーを持ったりと顔晴っています。
朗読会の内容は、【森鴎外の高瀬舟】です。
ご存知とは思いますが、【高瀬舟（たかせぶね）は京都の高瀬川を上下する小舟である・・・】で始まる小説です。
【足るを知る】と【安楽死】を題材とした内容です。
朗読会では、本を読まず暗記して聴かせてくれました。
私は、時には目をつぶって情景を深く感じたり、時には彼女の顔を見ながら登場人物ふたりのやりとりの言葉を聞いたりと・・・
一時間ほどの朗読でしたが、すごく良かったです。
会場の部屋が、まるで高瀬舟の中のようでした、考えさせられたり、涙が出たりと、感動しました！
若いころに読んでた本でしたが、彼女の朗読は、初めての本を見せてくれたような経験でした。
この年になって初体験・・も恥ずかしいですが。
皆様もチャンスがあったら、何事も経験ですよ!!!
ちなみに彼女は、正木ゆかさんと言います。
【まさきゆか】でブログもしてますから見てあげてください。
私の近況でした!!!ボチボチやってます!!!

あなたは【いい生活】と【いい人生】のどちらを選びますか。
私は若い頃は、いい生活だけを求めて、いい人生を送ることを考えてこなかったような気がします。
いい生活は、お金があって自由に物を買う事ができれば叶います。
でも、それで得られるのは一時的な満足です。
人はすぐに、一時的な満足に慣れて、もっといい物がないと幸せではないと思ってしまいます。
愚かな私も、神様の道に入って、やっとお金では買えない物の価値に目覚めました。
今日のテレビのニュースでこんなアンケートがありました。
近づいている敬老の日に家族から何をしてもらいたいか、家族からは何をしようと思っているかでした。
家族からは、何かを贈りたい、プレゼントがトップでした。
お年よりの一番は、電話がもらいたい、二番が家に訪れて欲しい、メールをもらいたい、プレゼントは少数で最後でした。
物よりも【会話】や【ふれあい】を望んでいるのですね。
あなたも、お金よりも自由な時間を、保障よりも夢を、物よりも暖かいふれあいを・・・というように。
あなたが人生の幕を下ろすときには、【いい人生だった！】と言って終わるほうが、心豊かだと思いませんか。

最近、読んでいる本の一冊は村上春樹の１Ｑ８４です。
すごく面白くて、ｂｏｏｋ２まで一気に読んだのですが、
ｂｏｏｋ３に入ったら止まってしまいました。
あまりにも新鮮な書き方とストーリーの面白さにはまりすぎたので
終わるのが淋しくて・・・な感じです。
次の一冊は
【くじけないで】、柴田トヨさんというかたの詩集です。
柴田さんは９０歳になってから詩を書き始めて今、９８歳。
１００ページほどの詩集ですが感動しました。
２点　紹介します、
　
　【自分に】

ぽたぽたと
蛇口から落ちる涙は
止まらない

どんなに辛く
悲しいことがあっても
いつまでも
くよくよしていては
だめ

思いきり
蛇口をひねって
一気に涙を
流してしまうの

さあ　新しいカップで
コーヒーのみましよう

【貯金】

私はね　人から
やさしさを貰ったら
心に貯金しておくの

さびしくなった時は
それを引き出して
元気になる

あなたも　今から
積んでおきなさい
年金より
いいわよ

『詩集を読み終わって
うるうるしながら、
私も柴田さんのような気持ちで
生きていきたいと思いました。』